シナリオの舞台は、「はじまりの町プランタン」、ソロプレイ用ルール「旅の魔法使い」で設定されている「旅先」の一つです。
【はじまりの町プランタン】(移動必要額150G)
大樹に囲まれた窪地の中心にある賑やかな町。狭い路地裏を各種魔法具の専門店が埋め尽くし、揃わないものはないと言われる。鋭い目をした穏やかな老婦人、グランマ・ペトラが魔法使いたちを取りまとめている。
アルズガルムの町の中でも、最も一般的な「ファンタジーの町」という主旨の町です。
表通りにはデパート、裏路地には個人営業の魔法商店がたくさん並んでいて、あらゆる魔法道具を目にすることができます。
この町の《魔法使いギルド》は未熟な魔法使いの育成に力を注いでおり、厳格なグランマの指導のもと、多くの駆け出し魔法使いが滞在しています。
初心者の魔法使いが居場所を得やすく、サポートする人員も多くいますが、グライツェンのように学校制ではなく、実務による修行や徒弟制度が主流の世界です。
後述のとおり、町を囲んで立ち並ぶ魔法樹の影響から、頻繁に嵐が吹き荒れる町です。
町に長く住む人は嵐に備えて暮らす術を身に着け、天気予報のチェックを欠かしません。
嵐のたびに奇妙な飛来物がもたらされるため、魔法使いにとっては仕事のチャンスに恵まれた町でもあります。