TRPG「魔法使いと工房と庭」 - どどんとふ用ダイスbot
どどんとふのダイスbot用のテキストです。コピー&ペーストで使えます。
※ダイスbotの設定方法は各自でお調べ願います。


「魔力源」1D4

1:【魔法生物】魔法を帯びて世に産まれる生物。人為的に魔法を封じられた使い魔とは区別して扱われる。卵、涙などの排出物や、身体の一部、死体などが魔力結晶として扱われる。
2:【魔法植物】魔法を帯びて芽吹く植物。魔力を生成するペースは魔法生物に比べて遅い。実、種、花びら、葉、根などが魔力結晶として扱われる。
3:【魔法鉱石】魔法を帯びて結晶化した鉱石。長い年月をかけて大地の魔力が結晶化したもの。鉱石そのものが魔力結晶として扱われる。
4:【魔法器】極めて強い魔法を封じられた物体を特に魔法器と呼ぶ。分類上は魔法具の一種であり、それ自体が魔力結晶である。魔法器の一部を削り落とした欠片などが魔力結晶として扱われる。



「精錬設備」1D3

1:【魔法陣】使い魔の精錬値+1/霊薬の精錬値-1
2:【使い魔】魔法具の精錬値+1/使い魔への精錬値-1
3:【大鍋】霊薬の精錬値+2/魔法具・使い魔への精錬値-1



「魔法使いの工房」1D10
1:【学生寮】君はまだ年若く、魔法学校で学ぶ学生である。学生寮の一部屋が君の工房であり、部屋の精錬設備はルームメイトとの共用だ。
2:【路地裏の魔法工房】君の工房は、裏通りの路地を進んだ先にある、小さな一軒家である。
3:【表通りの魔法屋さん】君の工房は、表通りの商店街に面して店を構えている。魔法具、あるいは霊薬を売って生計を立てているが、たまにはグランマの依頼を受けることもある。
4:【蒸気船】君の工房は、小さな蒸気船である。町と街を繋ぐ水路や川を巡りながら気ままに旅をして暮らしているが、たまには滞在先のグランマから依頼を受けることもある。
5:【廃墟住まい】君は町外れの廃墟に棲みつき、工房を構えている。雨漏りや隙間風を防ぐには余計な魔法が必要になるが、朽ちた過去を偲ばせる退廃的な佇まいは魔法使いに好まれやすい。
6:【隠れ工房】君の工房は、一般の人間が近づかないように巧妙に隠されている。街角を決まった順番で曲がった時にだけ辿り着くことができるとか、広場を時計回りに何回か回った時にだけ出てくる路地の先とか、そんな所にあるだろう。
7:【魔法使いの塔】君の工房は、町から少し外れた場所に佇む背の高い塔である。長い螺旋階段を上らなければ工房の扉へたどり着けないから、魔法を使えない訪問者には少々堪えるようだ。
8:【浮島】君の工房は、町の上空を風に揺られて漂う小さな浮島にある。訪問者は極めて少ないが、町からやってきた鳩、あるいは魔法使いが君の工房の窓をノックすることもあるだろう。
9:【王室付き魔法使い】君はアルスガルム全土を支配する王様に仕える魔法使いだ。王城の一角を貸し与えられて、工房を構えている。
10:【図書館街】図書館に入り浸る魔法使いたちが、図書館直結の工房街を作り上げた!当時はずいぶん騒がれたらしいが、今となっては当たり前の風景だ。そんな街の片隅に運良く空いた一軒家を借り受けて、君は工房を構えている。



「魔法使いの庭」1D10

1:【神殿遺跡】君の庭は、静寂の支配する神殿の遺跡である。封印をいくつも重ねた奥の間には、かつてこの世の半分を虚無に消し去った伝説の魔法使いの遺物が収められている。それは今もなお強い魔力を持ち、君の魔法の源となる。
2:【籠屋敷】君の庭は、1軒の古びた屋敷である。部屋や廊下には小さな魔法生物を閉じ込めた籠が積み上げられ、地下牢には大型の魔法生物が閉じ込められている。閉じ込められた彼らの涙、血、あるいは彼らそのものが、君の魔力の源である。
3:【緑の庭園】君の庭は、青く澄んだ空の下に色鮮やかな花々が咲き乱れる庭園である。もちろん魔力を帯びているから、花は囁き、木々は語る。彼らの結ぶ実や種は、君の魔力の源である。
4:【星の平原】君の庭は、満天の星空のもとに広がる小さな平原である。平原の中心には天体望遠鏡と小さな祭壇があり、草間から涼やかな虫の声が響く。星々の魔力を君の力の源にするなら、日を見極めて祭壇で儀式を行うとよい。
5:【海遊塔】君の庭は、海に沈んだ塔である。塔の下半分は水没しており、魔力を持った魚や海獣が住処にしている。魔法の力が欲しければ、階下へ降りて釣り糸を垂らし、獲物がかかるのを待てばよい。
6:【砂上の楼閣】君の庭は、広大な砂漠の片隅で砂に埋もれる城郭の内側である。城内の採掘場で採れる希少な魔法鉱石こそが、君の魔力の源である。
7:【霧の森】君の庭は、日の光を遮るほどに木々が生い茂る森である。白い霧が視界を遮り、時折通り過ぎる魔法生物がひそやかに足音をしのばせる。君が魔力を得たいなら、彼らを狩って血肉を得るのだ。
8:【キノコ洞窟】君の庭は、数百種もの魔法キノコが犇めく、暗く湿った洞窟である。迷路のように入り組んだ洞窟の奥深くには、とっておきのキノコが栽培されている。一株でも持って帰れば、君の魔法は容易に達成されるだろう。
9:【お菓子の町】君の庭は、お菓子でできた魔法の町である。チョコの家、クッキーの石畳、砂糖菓子のポスト。どの家にも一つずつ置いてある魔法の金平糖を一つでも拝借すれば、君は魔力を獲得できる。……住民に見つかりさえしなければ、だが。
10:【厳冬の湖】君の庭は、純白の雪が降り積もる雪原の中心、厚い氷で覆われた湖である。湖の底には龍が一匹、永遠の冬を夢見て眠っている。湖上で踊る精霊たちに魔力のかけらを貰ってもいいし、冷たい湖水に潜っていって龍の鱗を一枚貰ってきてもいい。どちらにせよ、君の魔法の助けとなるだろう。


【旅先〜プランタン】1D10

1:【はじまりの町プランタン】大樹に囲まれた窪地の中心にある賑やかな町。狭い路地裏を各種魔法具の専門店が埋め尽くし、揃わないものはないと言われる。鋭い目をした穏やかな老婦人、グランマ・ペトラが魔法使いたちを取りまとめている。移動必要額150G
2:【天空の町 ベントフォルト】アルズガルムの空高くに浮かぶ、複数の浮島が連なった町である。季節風に乗って時期ごとに位置を変え、通り過ぎる地域と交易を行うことで栄えている。豪放磊落な大男、グランマ・アルフレドが町を治める。移動必要額80G
3:【幻想の谷 イ・コルトル】大渓谷の底に広がる妖精族の町。魔法植物が豊かに生い茂る中で、様々な種族の妖精たちが集まって暮らしている。妖精の血を引く人間の女性、グランマ・トゥーリヤが魔法使いの居住域を守っている。移動必要額50G
4:【境界の暗黒街レライエ】亜空間の狭間に巧妙に隠された町。邪教の信徒を中心に、禁術の使い手が隠れ住む場所である。一度見つけたなら入るのは難しくないが、出るのは遥かに難しい。黒衣の神父、グランマ・コンラッドが町の実権を握る。レライエに滞在中は禁術の密告及び取締判定は発生しない。移動必要額300G
5:【迷宮都市ベッカ】深い森の奥、沈黙の木立を抜けた先に存在する都市遺跡。現在でも一部の魔法使いが住処として利用しているが、大部分は苔に覆われた廃墟となっている。住んでいるのは変わり者の魔法使いが多い。双頭のグリフォンを連れた女性、グランマ・ライラが依頼を取りまとめる。移動必要額70G
6:【学術都市グライツェン】世界一の蔵書数を誇る大図書館と、同じく世界一の工房数を誇る図書館街が都市の中心を占有し、それを囲むようにして研究機関や教育機関が密集している都市。数人のグランマが協力して魔法使いたちをまとめており、旅人の窓口となるのは自称魔法研究者の痩身の男、グランマ・ビオレである。移動必要額200G
7:【港町ポルト・ウアリア】大海原の中心、キルタ島の湾岸で栄える港町。海洋魔法生物の狩猟が盛んであり、独自に発展した造船・狩猟技術を誇る。狩人としても確かな実力を持つ小柄な老婆、グランマ・リタが頭目として町を仕切っている。移動必要額100G
8:【星明りの町ラムペリエス】一年のうち、日が昇る日が数日しか来ない常夜の町。魔法具の中でも灯火類の生産が盛んであり、休むことなく煌々と輝く町の灯りが美しい。夢魔法の第一人者で立派な白髭が有名な老爺、グランマ・ルドヴィコが魔法使いたちを取りまとめている。移動必要額150G
9:【狂騒の歓楽街アルマドニヤ】世界中の娯楽が集まってくるアルズガルム最大の歓楽街。屋台や商店が雑然と並び、24時間いつでも喧騒に包まれている。元オペラ歌手の女性、グランマ・マリアンナが旅人への依頼を取りまとめる。移動必要額90G
10:【幽玄の廃駅メルゲン】亜空間を漂流している、おそらくは誰かの「庭」。行こうと思うとどこを探しても見つからないが、旅路の途中に時折見つかる錆びた線路を辿ると行き着くことができる。この廃駅を訪れた旅人は、駅長を名乗る老紳士と出会い、何らかの依頼を持ちかけられる。移動必要額0G(いつでも旅立つことができる)



【旅先〜王都近郊】1D12

1:【美食の町パンドミニエ】料理に心血を注ぐ魔法使いたちが集結して作り上げた美食の桃源郷。世界中の料理が完璧に網羅された飲食店が軒を連ね、主食は言うに及ばずデザートや軽食の類まで、思いつく限りの食物を楽しむことができる。恰幅の良い壮年の男性、商店会長ことグランマ・ツバルが依頼を取りまとめる。移動必要額230G
2:【モルダルカ大博物館】世界中のあらゆるものを蒐集・保管する巨大博物館。建物の内部は極めて広大で、学芸員の住居棟が各所に併設されており、一つの町のような様相を呈している。正体不明の覆面小人、副館長のグランマ・タムタムが旅人の窓口を務める。移動必要額100G
3:【聖都キュレイア】顔のない女神ジェマの名のもとで善行と清貧を教義とする宗教、ジェマ聖教の総本山。外壁が翡翠色に塗られた静謐な街並みが美しい。女神に仕える巫女、グランマ・ジャニファが依頼を取りまとめる。移動必要額50G
4:【定期船シロナガス号】鯨の形をした巨大な飛行船。常に大量の人や物資を載せて、町々を巡航している。寡黙な老爺、グランマ・ベルモントが船長であり、船内の状況に応じて、居合わせた魔法使いに依頼が発注される。移動必要額180G
5:【王都アルズガルド】アルズガルム全土の頂点に立つ、王の都。城塞都市となっており、城壁の内部だけで完全な自給自足を実現している。旅人の窓口となるのは、若くしてグランマの位を得た少年魔法使い、グランマ・スタンレイである。移動必要額250G
6:【寄木細工の円蜜塔】広大な樹海の中心に聳える木造の塔。内部は無数の木造家屋を複雑に組み合わせた構造となっており、小紋や紬、袴を纏った独特の文化を持つ人々が暮らしている。魔法使いの頭目は、妖艶な振袖の美女、ぐらんま・瑠璃椿。移動必要額120G
7:【秘密の小世界ななつぼし】とある町の屋敷の片隅、埃の被ったタンスの中、滅多に開けない引き出しの奥に広がる小人の町。魔法の依頼は旅姿の女性グランマ・フローラが取り仕切る。小人たちは人懐こく、気を抜けば旅立ちの機を逃してしまうようだ。移動必要額300G
8:【微睡みの町スーフイ】温かい料理が並ぶ食卓、湿った衣類が入った洗濯籠。つい数分前まで誰かが暮らしていたかのようだが、町には一切の人影がなく、ただ穏やかに差す日が古びた町並みを暖める。偶然訪れた先に置かれたメモには訪問者への依頼が書かれている。うまくいけば、鈍色の貨幣が君のポケットに見つかるだろう。移動必要額0G
9:【絢爛の豪華客船ストレリチア号】町一つぶんほどもある巨大な豪華客船。カジノやプールなど華美を極めた娯楽施設を多数備え、寄港するだけで周辺一帯に爆発的な経済効果をもたらす。船内の需要に即して魔法の依頼が発注される。カジノのオーナーにして伝説のディーラー、グランマ・プリシーラが依頼をまとめる。移動必要額230G
10:【流星銀河鉄道ティティ・カウ】アルズガルムで随一の走行速度を誇る魔法列車。高度限界域に敷設された線路を音速で駆け抜ける様は、まさに流星の名に相応しい。黒い猫又のグランマ・シャンティが車掌として車内業務を統括し、車内の状況に応じて依頼が発注される。移動必要額180G
11:【温泉地底湖群がまたま窟】温泉が溜まった大地底湖『がま湖』と、その周辺で無数に湧いた小地底湖群『おたま湖群』を中心に広がる温泉地下街。効能豊かな天然温泉は多くの人を魅了してやまず、一年を通して賑わっている。剛力の巨漢、ぐらんま・朱雀紋が街の依頼を取り仕切る。移動必要額210G
12:【冒険と探求の町ツィバロ】近郊の都市遺跡群を発掘・調査するために興った冒険者たちの拠点。戦闘や調査を補助する魔法の品が多く求められる。町の依頼を集約するのは、人ならざる者の血を引く四本腕の少女、グランマ・ソーニャ。移動必要額120G



魔法生物(素材値偏重)1d6
1:【誕生】あなたの庭に、新たな命が誕生する。命の息吹が力強く渦巻いている。素材値+2
2:【病】あなたの庭に、病が忍びこんだ。命が弱り、力を失っている。素材値-2
3:【妖精】あなたの庭に、妖精が入り込んだようだ。何か勝手をされたらしく、魔法の具合がどうにも良くない。素材値-1
4:【恋の季節】あなたの庭に、恋の季節が訪れた。胸を打つ鼓動が魔法を生む。素材値+1
5:【反旗】あなたの庭は、主人に対して反抗的な意思を示してきた。魔法の力を得るには骨が折れる状況だ。素材値-1
6:【幸運の種】あなたの庭に、小さな幸運が訪れた。魔法の力を上機嫌で提供してくれるだろう。素材値+1



魔法器(精錬値偏重)1d6
1:【共鳴】あなたの庭は、遥かな空間を隔てた先の存在と共鳴現象を起こしている。高まる魔法の力が波となって工房へ押し寄せる。精錬値+2
2:【激震】あなたの庭に何かが到来し、庭の全てを揺るがした。その衝撃は工房へも届くだろう。精錬値-2
3:【亡霊】あなたの庭を、亡霊が通り過ぎたようだ。黴と冷気と死の気配が、庭から工房へと漏れ出ている。精錬値-1
4:【侵入者】あなたの庭に、何者かが入り込んだようだ。庭から漏れる不快なざわめきは、工房にまで届いている。精錬値-1
5:【言伝】あなたの庭から、誰かの声が届く。かつての持ち主か、あるいは未来の持ち主か。庭はさざめき、工房さえも揺れ動く。精錬値+1
6:【幸運の種】あなたの庭に、小さな幸運が訪れた。庭を満たした安らぎは、工房をもあたたかく包み込むだろう。精錬値+1



魔法植物(素材値バランス型)1d6
1:【萌芽】あなたの庭に、春が訪れる。種は芽吹き、つぼみは開く。命の奔流が庭を満たし、軽やかな息吹が工房へも届くだろう。精錬値+1
2:【盛夏】あなたの庭に、夏が訪れる。花は煌々と咲き乱れ、命を孕んだ果実が熟す。素材値+1
3:【精霊】あなたの庭に、精霊が迷い込んだようだ。出口を求めて駆け巡ったのか、嵐が駆け抜けたような有様になっている。素材値-1
4:【豊熟】あなたの庭に、秋が訪れる。熟した実から種が落ち、降り積もった落ち葉の陰には無数の命が息づいている。素材値+2
5:【厳冬】あなたの庭に、冬が訪れる。凍てつく寒気が庭を震わせ、草木は深い眠りの時を迎える。素材値-2
6:【災厄の種】あなたの庭に、小さな禍が舞い込んだ。それは庭へと入り込み、密やかに通り抜け、工房へと忍び寄る。精錬値-1



魔法鉱物(精錬値バランス型)1d6
1:【希少金属】あなたの庭を採掘すると、魔力を帯びた稀少金属の鉱脈が見つかった。鉱石ほどの魔力ではないが、魔法の助けになるだろう。素材値+1
2:【地底湖】あなたは採掘の最中に、魔力を芳醇に湛えた地底湖へと行き当たる。魔力結晶にはできずとも、良い触媒として使えそうだ。精錬値+1
3:【大崩落】育ちすぎた結晶が自重に耐えられず、崩落を起こしたようだ。砕けた結晶から魔力が溢れ、庭に充満し、工房の空気さえも乱す。精錬値-2
4:【不純物】あなたは採掘中に、急速に成長した鉱石に取り込まれた植物、あるいは動物の死骸に行き当たる。純粋な魔法を育てるものにとっては不純物と言うほかない。素材値-1
5:【幻影】魔力を帯びた鉱石の結晶は時にこの世ならざるものを映しだす。煌めく鉱石の向こう側に佇む人影と対峙したあなたは、深く心を惑わされる。精錬値-1
6:【共鳴】あなたの庭は、遥かな空間を隔てた先の存在と共鳴現象を起こしている。高まる魔法の力が波となって工房へ押し寄せる。精錬値+2