TRPG「魔法使いと工房と庭」 - 【旅先】表
アレンジルール「旅の魔法使い」で使う【旅先】の一覧表です。
基本ルールで流用する場合は「移動必要額」の欄を無視しましょう。

★旅先表〜プランタン近郊
1【はじまりの町プランタン】大樹に囲まれた窪地の中心にある賑やかな町。狭い路地裏を各種魔法具の専門店が埋め尽くし、揃わないものはないと言われる。鋭い目をした穏やかな老婦人、グランマ・ペトラが魔法使いたちを取りまとめている。移動必要額150G
2【天空の町 ベントフォルト】アルズガルムの空高くに浮かぶ、複数の浮島が連なった町である。季節風に乗って時期ごとに位置を変え、通り過ぎる地域と交易を行うことで栄えている。豪放磊落な大男、グランマ・アルフレドが町を治める。移動必要額80G
3【幻想の谷 イ・コルトル】大渓谷の底に広がる妖精族の町。魔法植物が豊かに生い茂る中で、様々な種族の妖精たちが集まって暮らしている。妖精の血を引く人間の女性、グランマ・トゥーリヤが魔法使いの居住域を守っている移動必要額50G
4【境界の暗黒街レライエ】亜空間の狭間に巧妙に隠された町。邪教の信徒を中心に、禁術の使い手が隠れ住む場所である。一度見つけたなら入るのは難しくないが、出るのは遥かに難しい。黒衣の神父、グランマ・コンラッドが町の実権を握る。レライエに滞在中は禁術の密告及び取締判定は発生しない。移動必要額300G
5【迷宮都市ベッカ】深い森の奥、沈黙の木立を抜けた先に存在する都市遺跡。現在でも一部の魔法使いが住処として利用しているが、大部分は苔に覆われた廃墟となっている。住んでいるのは変わり者の魔法使いが多い。双頭のグリフォンを連れた女性、グランマ・ライラが依頼を取りまとめる。移動必要額70G
6【学術都市グライツェン】世界一の蔵書数を誇る大図書館と、同じく世界一の工房数を誇る図書館街が都市の中心を占有し、それを囲むようにして研究機関や教育機関が密集している都市。数人のグランマが協力して魔法使いたちをまとめており、旅人の窓口となるのは自称魔法研究者の痩身の男、グランマ・ビオレである。移動必要額200G
7【港町ポルト・ウアリア】大海原の中心、キルタ島の湾岸で栄える港町。海洋魔法生物の狩猟が盛んであり、独自に発展した造船・狩猟技術を誇る。狩人としても確かな実力を持つ小柄な老婆、グランマ・リタが頭目として町を仕切っている。移動必要額100G
8【星明りの町ラムペリエス】一年のうち、日が昇る日が数日しか来ない常夜の町。魔法具の中でも灯火類の生産が盛んであり、休むことなく煌々と輝く町の灯りが美しい。夢魔法の第一人者で立派な白髭が有名な老爺、グランマ・ルドヴィコが魔法使いたちを取りまとめている。移動必要額150G
9【狂騒の歓楽街アルマドニヤ】世界中の娯楽が集まってくるアルズガルム最大の歓楽街。屋台や商店が雑然と並び、24時間いつでも喧騒に包まれている。元オペラ歌手の女性、グランマ・マリアンナが旅人への依頼を取りまとめる。移動必要額90G
10【幽玄の廃駅メルゲン】亜空間を漂流している、おそらくは誰かの「庭」。行こうと思うとどこを探しても見つからないが、旅路の途中に時折見つかる錆びた線路を辿ると行き着くことができる。この廃駅を訪れた旅人は、駅長を名乗る老紳士と出会い、何らかの依頼を持ちかけられる。移動必要額0G(いつでも旅立つことができる)

★旅先表〜王都近郊
1【美食の町パンドミニエ】料理に心血を注ぐ魔法使いたちが集結して作り上げた美食の桃源郷。世界中の料理が完璧に網羅された飲食店が軒を連ね、主食は言うに及ばずデザートや軽食の類まで、思いつく限りの食物を楽しむことができる。恰幅の良い壮年の男性、商店会長ことグランマ・ツバルが依頼を取りまとめる。移動必要額230G
2【モルダルカ大博物館】世界中のあらゆるものを蒐集・保管する巨大博物館。建物の内部は極めて広大で、学芸員の住居棟が各所に併設されており、一つの町のような様相を呈している。正体不明の覆面小人、副館長のグランマ・タムタムが旅人の窓口を務める。移動必要額100G
3【聖都キュレイア】顔のない女神ジェマの名のもとで善行と清貧を教義とする宗教、ジェマ聖教の総本山。外壁が翡翠色に塗られた静謐な街並みが美しい。女神に仕える巫女、グランマ・ジャニファが依頼を取りまとめる。移動必要額50G
4【定期船シロナガス号】鯨の形をした巨大な飛行船。常に大量の人や物資を載せて、町々を巡航している。寡黙な老爺、グランマ・ベルモントが船長であり、船内の状況に応じて、居合わせた魔法使いに依頼が発注される。移動必要額180G
5【王都アルズガルド】アルズガルム全土の頂点に立つ、王の都。城塞都市となっており、城壁の内部だけで完全な自給自足を実現している。旅人の窓口となるのは、若くしてグランマの位を得た少年魔法使い、グランマ・スタンレイである。移動必要額250G
6【寄木細工の円蜜塔】広大な樹海の中心に聳える木造の塔。内部は無数の木造家屋を複雑に組み合わせた構造となっており、小紋や紬、袴を纏った独特の文化を持つ人々が暮らしている。魔法使いの頭目は、妖艶な振袖の美女、ぐらんま・瑠璃椿。移動必要額120G
7【秘密の小世界ななつぼし】とある町の屋敷の片隅、埃の被ったタンスの中、滅多に開けない引き出しの奥に広がる小人の町。魔法の依頼は旅姿の女性グランマ・フローラが取り仕切る。小人たちは人懐こく、気を抜けば旅立ちの機を逃してしまうようだ。移動必要額300G
8【微睡みの町スーフイ】温かい料理が並ぶ食卓、湿った衣類が入った洗濯籠。つい数分前まで誰かが暮らしていたかのようだが、町には一切の人影がなく、ただ穏やかに差す日が古びた町並みを暖める。偶然訪れた先に置かれたメモには訪問者への依頼が書かれている。うまくいけば、鈍色の貨幣が君のポケットに見つかるだろう。移動必要額0G
9【絢爛の豪華客船ストレリチア号】町一つぶんほどもある巨大な豪華客船。カジノやプールなど華美を極めた娯楽施設を多数備え、寄港するだけで周辺一帯に爆発的な経済効果をもたらす。船内の需要に即して魔法の依頼が発注される。カジノのオーナーにして伝説のディーラー、グランマ・プリシーラが依頼をまとめる。移動必要額230G
10【流星銀河鉄道ティティ・カウ】アルズガルムで随一の走行速度を誇る魔法列車。高度限界域に敷設された線路を音速で駆け抜ける様は、まさに流星の名に相応しい。黒い猫又のグランマ・シャンティが車掌として車内業務を統括し、車内の状況に応じて依頼が発注される。移動必要額180G
11【温泉地底湖群がまたま窟】温泉が溜まった大地底湖『がま湖』と、その周辺で無数に湧いた小地底湖群『おたま湖群』を中心に広がる温泉地下街。効能豊かな天然温泉は多くの人を魅了してやまず、一年を通して賑わっている。剛力の巨漢、ぐらんま・朱雀紋が街の依頼を取り仕切る。移動必要額210G
12【冒険と探求の町ツィバロ】近郊の都市遺跡群を発掘・調査するために興った冒険者たちの拠点。戦闘や調査を補助する魔法の品が多く求められる。町の依頼を集約するのは、人ならざる者の血を引く四本腕の少女、グランマ・ソーニャ。移動必要額120G

★旅先表〜魔法使いの町案内
プレイヤーの皆様から町情報の投稿を募った企画「魔法使いの町案内」からできた旅先表です。
このwikiを見ている方はどなたでも利用できますが、いずれもグランマの皆様方のご厚意によって寄せられた情報ですので、相応の敬意をもってお取り扱い願います。
町名案内情報移動必要額詳細設定提供
1【片翼の塔アルバラス】峻険な山の上のにある、白い片翼の形をした塔の町。黒い翼人のグランマ・ネーロが、アルズガルム中の鳥たちを庇護している。鳥を使う輸送手段の『鳥籠便』が有名。人懐っこい鳥たち絡みの依頼があるかも知れない。移動必要額180Ghttps://privatter.net/p/2942284小夜里 様
2【雪原の町オルト】雪と氷に覆われた町。厳しい寒さのため、町全体がひとつの家のようになっていて、住民たちは地下で暮らしている。青年魔法医師であるグランマ・テオバルドが依頼を取り仕切っている。移動必要額150Gキッド 様
3【花園の町ソノラノ】植物の栽培を行っている華やかな町。花を付けているものを主体として育てているため、花の心地好い薫りが漂う。町全体が植物園となっている事が特徴で、苔むした鹿の角を生やした細身の女性、グランマ・フィアーチェが園の管理を行っている。移動必要額100G紺屋 様
4【祝福の都ワルハラ】人の心を穏やかにする魔法が盛んな都市。魔法の媒介は霊薬、アクセサリー、言霊など人によって様々。音楽都市としても有名であり、都市の中央にはグランマの工房も兼ねた講堂が建っている。神の声を持つと称された吟遊詩人の青年、グランマ・オルフェーが人々を見守っている。移動必要額150Gシイナ 様
5【再会の村ルベッカ】大自然に恵まれた高地に位置する集落。涼しい気候と長年築き上げた民族的文化が特色。「雨上がりの夜明けにルベッカを訪れると会いたい人に会える」という伝承がある。実際に伝承のきっかけとなった老婆、グランマ・ハーシェが村長として村をまとめている。移動必要額120Gサイタス 様
6【異界に繋がる港ロセ】大きな港町であり、人や物の出入りは盛ん。港には時折「迷い船」と呼ばれる誰も知らない場所からの船が辿り着くことがある。未知の文化や知識と触れる機会の多い街。かつて迷い船に乗ってきたグランマ、海月がギルドを統括している。移動必要額100G譲葉 様
7【収穫祭の街ロウェル】万年ハロウィンの高い門に囲まれている街。門番からお菓子をもらえる。滞在中はトリックオアトリートという言葉を一生分聞くことになるかもしれない。兼業アイドルのグランマ・ベルニアはツアーに出ていることがあり、その際は使い魔が窓口業務を行っている。移動必要額90Gよしこ 様
8【芸と美の街アマハラ】東の片隅にある独自の文化・和が息づく華やかな街。この街で暮らす人々は芸と技を磨き、美を極め、そして神秘を介して神様と共にある。グランマ・ウズメは朗らかに語る。「魔法とは神と共に遊ぶためのものよ」と。移動必要額150G宝 様
9【武と粋の街トコヨミ】東の片隅にある独自の文化・和が息づく活気溢れる街。この街で暮らす人々は武と技を磨き、粋を愛し、そして神秘を介して神様と共にある。グランマ・スサノオは誇り語る。「魔法とは神と共に闘い舞うためのものだ」と。移動必要額150G宝 様
10【蒸気都市メルツェニヒ】北に位置する巨大な工業都市。徒弟制度を採る職人が多く住み、活気に溢れている。昼夜を問わず都市全体から蒸気が立ち上り、その様子から霧の街とも称される。グランマ・ハインドルの身を包む3mの巨大甲冑も、この都市の職人たちが仕上げたものである。移動必要額150G。ま 様
11【ルー・ヴィネ調査拠点】西海に浮かぶ、ある島の沖合に沈む大都市の遺跡。「ルー・ヴィネ」はかつての都市の名。廃墟を調査しに来た人々が海中での活動拠点を確保しようとした結果、小規模な町としての機能を得るに至った。その特性上、魔法使いの存在が必要不可欠であり、町を取り仕切っているグランマ・クラウスから斡旋される仕事は、調査の道具や深海で暮らす為の生活必需品等が主となっている。移動必要額100Ghttp://privatter.net/p/3216654りりすてら 様