TRPG「魔法使いと工房と庭」のルールブックwiki。魔法使いとなって自分の工房と庭を構え、依頼をこなして成長していくゲーム。

グランマとなって魔法使いたちに依頼を仲介するあなたへ。

グランマの役割

グランマとは?

魔法使いへの依頼をとりまとめる、地域の相談役の大魔法使いを「グランマ(GM)」と呼びます。
グランドマザーの略ではなく、グランドマスターの略ですので、必ずしもおばあちゃんのキャラクターである必要はありません。
PCたちよりも高位の魔法使いであり、地域の人々の依頼を受ける窓口の役目をしています。
もっとも、大魔法使いが直接窓口にいる例は少なく、大抵は使い魔がお客の相手をするようですが。

グランマ(GM)の仕事

本ゲームにおけるGMの仕事は、以下のとおりです。
  • ゲームの進行とルールの裁定
  • 依頼品の数・種類・支給品の指定と描写
  • 移動中の風景の情景描写(簡単な町の設定など)
  • 納品時の評価点の算出と情景描写
  • 納品時の取締判定(禁術を使っているPCがいる場合)

このゲームは「みんなで少しずつゲームマスターをするゲーム」がコンセプトですが、
一般的なTRPGと同じく、ルールの裁定権を持って適用の判断を行うのはグランマ役です。

グランマ役はゲームの前に、「PLの心得」にも目を通しておくことを推奨します。

ゲーム進行のポイント

描写の切り替え

工房や庭に入ってから出るまでの間は、持ち主のPLが描写を行います。
移動中の風景の描写、「町のどこにPLの工房があるか」などは、PLの意見を聴きながら、GMが主導して描写を行うと良いでしょう。

採集パートと精錬パートの順番

誰から採集・精錬を行うかは依頼を受けたPL同士が自由に決めることです。
工房と庭は基本的に一体となっているので、誰かの庭に向かったらそのまま工房で精錬するのが分かりやすいでしょうが、
希望があるようであれば順番が入り乱れても構いません。
その際は以下の点に注意してください。
  • 必ず1人につき1回ずつの採集・精錬を行うこと
  • 魔法使いは自分の庭でしか採集ができない。また、自分の工房でしか精錬ができない。

時間の管理

お互いの事情が分からない初めての人と遊ぶ、頑張って時間を作ってくれた忙しい人と遊ぶ場合など、ゲームを進行する上で、時間の管理を心がけた方がよい場合もあります。

ゲームに必要な時間(オンライン・テキストセッションの場合)

採集・精錬を合わせて、だいたい1人1時間くらいが目安です。
前後の依頼・納品パートにどれくらい時間をかけるかは、GM次第です。
しっかり描写して、PCがそれに反応するなら、各パート1時間くらいずつ必要になります。

ボイスチャットを利用する場合、オフラインで遊ぶ場合、または描写をあっさり終えてサクサク進む場合はこれより短くなることもあります。
サンプルシナリオのページでは必要な時間の目安を書いていますが、上記のように遊ぶ人や環境によって変動しますので、こちらもあくまで目安です。

★持ち時間は平等に
本システムは基本的に短時間で遊べるように作っていますが、ゲーム中の描写をPLが行う部分があるので、ゲーム全体にかかる時間の予測がつきにくい場合があります。
描写に凝るタイプのPLが参加している場合は予想外に時間が伸びることもあります。

短く済ませたいPL、長く描写したいPL、どちらも尊重すべきですが、採集・精錬パートの1人あたりの時間があまりに不平等になると、しわ寄せを受けた人が嫌な思いをする場合があります。
(※仲間内の雰囲気やその場の事情によっても話が違いますので、お互いにまったく気にならない場面もあるかもしれません。)

★楽しくゲームを終えるために
GMは「あまり不平等な時間配分は良くない」「当初約束した時間から大幅に伸びすぎるのは良くない」と心に留めておきましょう。

最初からPLに「今日は1人1時間でやりましょう」と伝えるなど、協力を呼びかけながら進めていくと時間の管理がしやすいでしょう。
時間の管理にあまり自信がない場合は、「初めてなので、ゆっくり時間をとりながらやります」と一言添えて開始してみると良いでしょう。

シナリオの準備

TRPG「魔法使いと工房と庭」は非常に簡単なシステムですので、町の設定と依頼品の提示、グランマのキャラクターができていれば、そのまま遊ぶことができます。
ただし、依頼が発注された背景や各パートでの描写内容を決めたシナリオを準備しておくことで、ゲームに物語が生まれ、より充実した内容になります。
ゲームをより楽しいものとするために、シナリオを準備しておくと良いでしょう。

サンプルシナリオの使用

初めてGMをする場合や、すぐにゲームを遊びたい場合は、サンプルシナリオを使うことをお勧めします。
ゲームを遊ぶ上では、コピー&ペーストなどで文章をそのまま使って構いません。
「星明りの町ラムペリエス」で、魔法でいっぱいの「夢の舞踏会」に必要な魔法具/使い魔/霊薬の製作依頼を受けるシナリオです。
構成は目的達成型です。
旅の魔法使い集団「踊る仔馬隊」の一員となって、ハロウィン前のかぼちゃ狩りに必要な魔法具/使い魔/霊薬の製作依頼を受けるシナリオです。
構成は目的達成型です。

シナリオの作り方〜サンプルシナリオを改変する

シナリオをオリジナルで作成する場合、まずはサンプルシナリオを参考にすることをお勧めします。
全体の流れはサンプルシナリオをもとにしながら、町の設定やグランマのキャラクターなどを自由に改変して、自分なりのシナリオを作ってみるとよいでしょう。

シナリオの作り方〜自由に作成する

慣れてきたら、構成を変えて自由にオリジナルのシナリオを作ってみましょう。

★シナリオに最低限、必要な項目
  • 町の設定と描写内容
    • シナリオの舞台となるのはどんな町かを示す必要があります
  • 依頼品の設定
    • ゲーム上、依頼品の種類と支給品を示す必要があります
    • 何を作ってもらうのか、依頼品の名前をPCの人数分だけ決めておきましょう
  • グランマの設定
    • 通常は、ゲームを進行する上で、グランマ役のキャラクターが出てきます。
    • 最低限、名前と、RPに必要な程度の性格は決めておきましょう。
    • キャラクターを作りこむ余裕がある場合は、得意な魔法を時々披露しながら話を進めるのも良いでしょう。
    • グランマのいない町で遊ぶ場合は、通常グランマが果たす役割(依頼を発注する、納品確認するなど)を代行できる手段を考えておきましょう。

★シナリオにあると便利なもの
  • 進行を助けるNPC
    • ゲーム中、採集や精錬の最中はGMは暇になります。RPに混ざって遊ぶためにNPCを同行させるのも良いでしょう。
    • ゲームを進める上でも、他のPCに絡めていないPCを補助したり、ゲームの進行を手助けしやすくなります。
  • 描写内容のテキスト文章
    • 特にオンラインのテキストセッションの場合、その場でタイピングしていると待ち時間が伸びてPLが退屈することがあります。
    • すぐにコピー&ペーストできる文章を、メモ帳などに用意しておくと良いでしょう。

★シナリオの構成例〔榲達成型
依頼者の目的を達成するために魔法の品を作成し、納品した品を使っている風景を描写してセッションを終える形式です。
PCの頑張りが誰かの幸せの助けになったり、問題の解決に役立ったことを見届ける場面を見せることで、達成感に繋げていきます。
依頼を発注した誰かの存在を意識してシナリオを組んでいくとよいでしょう。

★目的達成型シナリオの流れ

…の描写(どんな町かを伝える)
依頼発注(何のための依頼かを示しながら依頼する)
Dの描写(工房へ移動する道中の風景)
で蕊
デ蕊文紊了藩冑景

★シナリオの構成例¬榲=手段型
修行のため、卒業試験のためなど、魔法の品を作ることそのものが目的である形式です。
納品を終えたことでPCたちがどういう結末を迎えたかを描写して、セッションを終えます。
依頼者の存在感は薄く、PC個人の物語に着目した構成です。

★目的=手段型シナリオの流れ

…の描写(どんな町かを伝える)
依頼発注(なぜ魔法品の製作を行うのかを示しながら依頼する)
Dの描写(工房へ移動する道中の風景)
で蕊
デ蕊文紊PCたちの様子

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